みなさんこんにちは!
今日から新シリーズが始まります!
題して、「これからバズる!?Web3活用事例」です!
今、国内でWeb3を実際に利用したり携わっているWeb3人口は、約10,000人と言われています。
日本の人口が約1億3,000万人のため、Web3に直接関わっているのは国民全体のわずか0.007%、10,000人に1人にも満たないというのが現状です。
NFTにおいては一昨年バブルがあったものの、その実態は多くの人にとってはまだまだ未知数だと思われます。
実際、当社にも「Web3に参入したいけど何から始めたらいいか分からないんだよね。。」というようなご相談をよくいただきます。
そこで今回からWeb3の活用事例についてご紹介したいと思います!
これからWeb3の導入や事業への参入を検討している企業様の参考となれば嬉しく思います(*^^*)
第1回目の今回は、Web3の中でもメタバースの活用事例についてご紹介したいと思います。
①バーチャルマーケット
メタバースで多く見られる活用事例の1つにバーチャルマーケットが挙げられます。
バーチャルマーケットとはメタバース上にある会場で商品の売買が可能な世界最大のVRイベントです。
ユーザーはスマホやタブレット、PCなどのWebブラウザからと、VRデバイスからの2つの方法で会場にアクセスすることができます。
バーチャルマーケットではアバターなどに着せる3Dデータ商品のみならず、リアル商品が購入可能です。
リアル商品においては洋服やパソコンなどの電子機器、さらには飲食物などが購入可能です。
バーチャルマーケットには多くの大手企業が出展しており、今回はその中からいくつかの代表例をご紹介したいと思います。
大丸松坂屋
同社のバーチャルショップには年末年始に向けたグルメ商品が展開された。
カニ鍋やローストビーフ、グラタン、アイス、ワインなどが販売されたが、メタバース空間上におけるリアル食品の販売はバーチャルマーケットにおいて初の試みだった。
その他にも同社の百貨店の公式キャラクターである「さくらパンダ」の3Dモデルが来場者に無料配布された。
BEAMS
若者を中心に支持されるアパレルブランド「BEAMS」が初となるバーチャルショップを展開した。
東京・原宿に実在する「BEAMS HARAJUKU」をメタバース空間上で再現した。
実際に社員がリアルタイムでバーチャルショップ上の店員を操作して接客を行い、ユーザー
とのコミュニケーションを実施した。
バーチャルショップ内にはゴジラやニーアオートマタ、ももいろクローバーZとのコラボ商品やイベントオフィシャルTシャツに加えて、3Dアバターなども販売された。
JR東日本
JR東日本はメタバース空間上に「バーチャル秋葉原駅」を構築し出展し、実際の秋葉原駅における人混みなどの賑わいをそのままバーチャル空間上に再現した。
今後もJRグループが目指すリアルとデジタルが融合した新たな価値体験の創造を計画中である。
②メタバースオフィス
次にご紹介するのは、メタバース空間上に構築されたオフィスの事例です。
コロナ禍になったことをきっかけに多くの企業においてオンライン会議が導入されました。
社内会議のために出社したり、取引先との打ち合わせにおいて相手の会社に行く必要がなくなったため、便利である反面、オンライン会議だとどうしてもリアルのような円滑なコミュニケーションができないという声も依然として耳にします。
そんな課題を解決するために登場したのがメタバースオフィスの構築です。
メタバースオフィスではアバターを使ってコミュニケーションを取りますが、オンライン会議で発生するような課題を解決することができます。
例えば、オンライン会議においては回線等の不具合により会話にずれが生じ、円滑なコミュニケーションが取れないことがあります。
また会議の時のみアクセスするため、それ以外のコミュニケーションは基本的にはSlackやチャットワーク、また企業によってはLINEなどのチャットツールを利用して行われるため、人によっては孤独感を感じてしまうという声も耳にします。
一方でメタバースオフィスにおいては先ほども説明したように、基本的にはアバターを使ってオフィスにいる他のメンバーとのコミュニケーションを行います。
つまり、物理的には離れていてもすぐ側にメンバーがいるような感覚でコミュニケーションを取ることができるのです。
さらに、メタバースオフィスではチャットのみならずPCなどのマイクを使った音声でのコミュニケーションも取ることが可能なため、チャットツールやオンライン会議よりも迅速にコミュニケーションを取ることが可能です。
遠くにいながら近くにいるような感覚で働けるため、テレワークにおける不安感や孤独感の解消にも繋がります。
③展示会
次にご紹介する事例は展示会です。
こちらは先ほどのバーチャルマーケットと重複する部分もあるのですが、バーチャルマーケットは主に商業施設などの小売店の顧客を対象としているのに対し、展示会はいわゆる自社商品の展示や商談など、ビジネスを目的としたユーザー層を対象としています。
それでは、メタバース展示会の事例を見てみましょう。
シーコン・メタバースEXPO2022
サイボウズが提供している業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」の相談会や出展企業による講演会が行われた。
来場者は実際に製品を体験したり、メタバース会場にてスタッフと会話することが可能である。
START DX SUMMIT 2021
2021年に開催され、メタバース上にDX関連の企業が24社出展した。
各企業の担当者がメタバース会場にて来場者に対して音声で自社製品の説明を行なった。
また、DXの専門家による講演会やビンゴ大会、花火大会などのレクリエーションも実施された。
日産ショールーム
メタバースプラットフォームの「VRChat」にバーチャルギャラリー「NISSAN CROSSING」を公開した。
新車発表会や講演などに加え、実際の自動車のデータを元に作ったハイクオリティーな3D自動車を公開し、新たなコミュニケーションの場としても展開した。
実際にギャラリーに行く前の下見や「気になるけれどショールームが遠くていけない」というユーザーに、効果的にアプローチが可能である。
いかがでしたか?
メタバース1つ取っても様々な用途があるのが理解いただけたのではないでしょうか?
メタバースを活用した事例はまだまだあるので、次回も引き続きメタバースの活用事例をご紹介したいと思います。
次回もお楽しみに!♪( ´▽`)
D株式会社はWeb3 BizDev&BPO特化のギルド型組織です。
Web3のノンテック領域に注目し、国内外問わずWeb3プロジェクトの事業化支援の上流から現場までをワンストップに支援しております。
また、初期費用0円・月額2万円からメタバースの構築及び保守運用を提供する「D.METALAND」を提供しております。
Web3事業の案件及び人材も募集中ですので、ご興味のある方は以下リンクよりお気軽にお問い合わせください。
この記事のライター
松永 恭輝(TERU)
2022年10月にD株式会社に参加し、ライターのほか営業やマーケティング、翻訳業務などを担当。
好きなもの:お酒&お酒の席、サウナ、チキン南蛮、ゴルフ(コース未経験、絶賛打ちっ放し中)
座右の銘:Better than yesterday
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