天王洲運河に浮かぶ会場で『¥u-Gi-¥n 遊戯苑』を中心に多数のNFTプロジェクトが参加するTOKYO CULTURE NFT EVENTが行われました。この記事ではイベントの詳細から参加したプロジェクトや会場の魅力、展示の見どころについて解説していきます!
TOKYO CULTURE NFT EVENTとは
TOKYO CULTURE NFT EVENTは日本発のNFTプロジェクト、¥u-Gi-¥n 遊戯苑が主催するリアルイベントです。タイトルにもあるようにコンセプトは「TOKYO CULTURE」。マーケットには東京のカルチャーや和の文化に影響されたNFTプロジェクトが多く存在する一方、国内から参加するブランドやIP、クリエイターは少ないのが現状です。
¥u-Gi-¥n 遊戯苑と開催パートナーであるTNZ NFT DAOは、既存のブランドやIPとNFTプロジェクトが交流できるイベントを企画。国内外からコンセプトに共鳴したプロジェクトが集結しました。TOKYO CULTURE NFT EVENTでは、TNZ NFT DAOの本拠地、天王洲からNFTを通して「TOKYO CULTURE」の魅力を発信していきます。
TOKYO CULTURE NFT EVENTの詳細
スケジュール | 10月22日~23日 22日(13:00〜19:00) 23日(10:00〜18:00) |
会場 | T-LOTUS M 東京都品川区東品川2-1先 |
入場料 | 無料 |
主催 | ¥u-Gi-¥n 遊戯苑 |
パートナー | TNZ NFT DAO、GASHO 2.0 |
主な参加プロジェクト | ¥u-Gi-¥n 遊戯苑、MEGAMI、KaijuKingz、GENE_SIS: The Girls of Armament ほか |
TOKYOを感じさせる参加プロジェクトたち
TOKYO CULTURE NFT EVENTには数多くのプロジェクトが参加し会場を彩りました。高橋和希氏の人気コミックス『遊☆戯☆王』のオマージュである¥u-Gi-¥n 遊戯苑に始まり、『ポケモンカードゲーム』や『デュエルマスターズ』のイラストを手がけたさいとうなおき氏によるコレクション、MEGAMIの姿も。
また、BŌSŌ TOKYOやNAYUTA:東京電脳Rといったサイバーパンクな世界観を打ち出すプロジェクトも参加しています。『AKIRA』や『攻殻機動隊』などメガロポリスを舞台にした日本を代表する作品の影響を強く感じることができますね。ジブリスタジオを彷彿とさせるIsekai Metaや、精細なタッチが印象的なVIVIDも会場に彩りを添えています。
全ての参加プロジェクトについてはこちらをご覧ください。
運河に浮かぶT-LOTUS Mと会場の様子
会場となったのは天王洲アイル駅からほど近いT-LOTUS M。天王洲運河に浮かぶ船のような構造は建築家の隈研吾氏が監修しています。テラスを含む3階層になっており、最大収容人数は170人ほど。開放的なテラスと落ち着いた雰囲気の下階とのギャップが魅力的な会場で、ロケーションのよさから結婚式場としても人気です。
¥u-Gi-¥n 遊戯苑の作品が並ぶメインフロアには特製のネオンサインがあり、外の景色と合わせて幻想的な雰囲気を出しています。NFTのリアルイベントといえば渋谷近辺のビルやホテルでの開催が多かったため、天王洲のような工業的なロケーションは新鮮でした。
訪れた時間がまだ早かったこともありますが広々とした会場でゆっくりと作品を鑑賞できました。大判のパネルでは¥u-Gi-¥n 遊戯苑の立体感、鮮やかな色合いが仔細に表現されています。夜には¥u-Gi-¥n 遊戯苑ホルダーを中心にしたパーティが行われるとのことで、夜景をバックに華やかな時間が過ごせそうです。
TOKYO CULTURE NFT EVENTの今後
TOKYO CULTURE NFT EVENTでは¥u-Gi-¥n 遊戯苑とTNZ NFT DAOそして、GASHO 2.0によって洗練された展示と交流の場が提供されました。TNZ NFT DAOは天王洲エリアを拠点にNFTプロジェクトの支援と育成をおこなっていくとのこと。
そしてT-LOTUS Mを持つ寺田倉庫も同様のビジョンを持っています。美術品やワインを最適な環境と万全なセキュリティで保管するサービスを提供し、若手アーティストの支援や参加型のワークショプを行なっています。アートを文化として浸透させる活動をしてきた寺田倉庫がTOKYO CULTURE NFT EVENTの会場となったのも頷けますね。
TOKYO CULTURE NFT EVENTの次回開催はもちろん、NFTリアルイベントの新たな中心地として天王洲エリアに期待です。
※使用している画像は全て公式サイトからの引用、または筆者が撮影したものです。