CLASH DOMEについて
—-まず初めにAlexさんの経歴からお聞かせください
Alexさん : 私は今年、ClashDomeに入社しました。入社以来、会社のコミュニケーション、マーケティングのすべてを管理しています。インフルエンサーと連絡を取ったり、コミュニティ向けのでチャレンジといったプロモーション活動を行ったり、新しいプレイヤーに紹介したりします。それが現段階での主な目標の一つです。
—-なるほど、コミュニティマネージャーですね。
ClashDomeに参加する前のキャリアについて、伺ってもよろしいでしょうか?
Alexさん : はい!
3年前、暗号資産のことを知り、とても好きになりました。この暗号通貨に魅力を感じました。
今年、スペイン出身の私は、ここバルセロナ市で広告とPR(パブリックリレーションシップ)を専攻し、卒業したばかりです。私にとってはデジタルコミュニケーションは非常に重要であり、ClashDomeでは、コミュニケーションへの関心と暗号への情熱を組み合わせる機会を得ました。
—-今おっしゃったように、Alexさんはスペイン出身ですね。他のチームメンバーもスペインにいらっしゃいますか?
Alexさん : ClashDomeを始めたチームはここスペインのバルセロナ市におりますが国際的なつながりも持っています。
例えば、フロントエンドの開発では、インドや中国、さまざまな世界中の国で人材を採用しています。
—-コアチームにはだいたい何人いらっしゃいますか?
Alexさん : 10人です。バルセロナ市に6人、海外に4人。
—-最初のチーム、つまりClashDomeを始めた最初の人たちは何人ですか?
Alexさん : 2、3人でスタートしました。過去に彼らはhtml 5ゲームを会社として開発していました。2年前、彼らはゲーム開発から暗号のゲームに移行しました。約2年前、この2、3人でClashDomeを開始し、さらに多くの人が参加しました。
—-すごく発達していらっしゃいますね!実は、色々なプロジェクトと連絡を取っていますが、ClashDomeを見た途端、必ずインタビューをしたいと思いました。
—-個人的にカジュアルゲームをする友達が多いで、その人たちがGameFiのゲームを使えるようになったらいいなと考えていました。NFTゲームで遊ぶことを始めるには最適なゲームだと思うからです。
とてもカジュアルですが、NFTと触れ合いながらゲームが楽しめますね。
CLASH DOMEの今後の展望について
—-今年のQ1(第1四半期)とQ2(第2四半期)の目標はすでに達成され、現在はQ3(第3四半期)のロードマップを開始されているようですね。
このロードマップ、特にQ3とその後のことについて、少しお話していただけますか?
Alexさん : おっしゃるとおり、私たちはカジュアルなゲームを提供し、楽しさと面白さだけに集中しています。他のNFTゲームは基本的にクリッカーというものですが、ゲームに最も重要なこと、人々がゲームに期待しているのは「楽しさ」だと考えています。
私たちは、ゲーム開発会社をNFTと結合しました。
今年は、Rug Poolという新しいゲームをリリースしました。かなり面白いゲームです。
その後、パッシブインカム(受動的所得)のNFTを出しました。プレイヤーとしてのアクティブインカム(能動的所得)と、土地所有者としてのパッシブインカムを組み合わせました。様々な種類の土地を所有することができ、受動的に報酬を得られるようにしました。
また、今期は新しいソーシャル機能を公開する予定です。これは、私たちのポータルの重要な側面の1つでもあるからです。この機能によって、プレイヤー同士の対戦試合が可能になり、プレイヤーが所有しているアパートメントの重要性がこれまで以上に高まります。誰もがアパートメントを見たり、訪れたりして、他の人に挑戦してもらうことができるのです。
—-現在6個目のゲームが開発中だと耳に入りました。それについて伺ってもいいですか?
Alexさん : 本当に面白いゲームです!
この前、開発チームから送ってもらったゲームの画像を見ました。多くの人には非常に興味深いゲームになると考えています。
昔からのアーケードゲームの懐かしさを反映しています。しかし、このゲームは、プレイヤーを刷新なやり方で巻き込むという点で、非常に面白いゲームです。プレイするだけでなく、ゲームの構築にも関わることができます。
現時点では残念ながらこれ以上このゲームについての話ができません…。
—-とても面白そうです!どんなゲームか全く想像がつきませんが、アーケードゲームスタイルと言うところがとてもワクワクします!
チームとしてのビジョン、プロジェクトとしてのビジョン、ゲームで実現したいことについて、もう少し詳しくお伺いしたいです。
Alexさん : 私たちが求めているのは、NFTを使わないプレイヤーという巨大なプレイヤーベースをこのNFT世界に招くことです。それを実現するためにNFTゲームへの参加のやり方をより容易にするための開発をしています。
バス停でバスを待っている間、Candy Feverで遊ぶ人たち。このように、多くの人が日中使っているカジュアルなゲームを、NFT環境に導入することで、多くの人に楽しんでもらいたのです。
まずNFTゲームのパラダイムを変えること、もうクリッカーではないゲームを作りたいです。
楽しくて、エンジョイできるゲームを探している人たち向けです。
そういう人にNFTを紹介することもできます。NFTは今、お金がある業界であり、それで私たちは違うゲームを生み出して、NFTゲームに関する考え方を変えたのです。
—-ゲームのセキュリティについて気になります。
Alexさん : ボットの問題について認識しています。不正行為をとり、プラットフォームから利益を得ようとするボットから、攻撃を受けたことがあります。
しかし、私たちは過激であり、悪意のある行為を一切許しません。ですから、ボットアカウントを持つ意味がないようなプラットフォームを構築しています。
過去に多くの攻撃を受けたので、ClashDomeの仕組みを変えました。現在、ボットがゲームから利益を得ることができないよう、プレイヤーの証明を確認し、セキュリティーを強化しています。
—-なるほど。非常に難しい問題ですね。
Alexさん : はい、私たちも日々対策を行っています。
CLASH DOMEの遊び方とトケノミクスについて
—-新規プレイヤーがゲームに参加するには、どれくらいの費用がかかりますか?
Alexさん : シティズンNFTを手に入れるだけで、参加できます。参入コストは本当に安いですよ。Atomic(アトミック)などで購入できます。また、自分のNFTも使えます。自分の独特なシティズンを作ることができるのは私たちのゲームの特徴です。様々なヘアスタイルを選んで、その場でミントすることもできますし、既にミントされたシティズンを選ぶこともできます。
料金は10ドル前後です。NFTを体験するにはとても安いと思います。
—-トークンエコノミーに関してのお話もお伺いしてもよろしいですか?
Alexさん : もちろんです!
私たちには3つの主要なトークンがあります。
一番主なのは、$LUDIOと呼ばれるトークです。トークンエコノミーを動かします。そして他の2つは、$CARBZと$JIGAWATTSです。これらは、様々な機能を実行するための補助的なトークンとして使われいます。また、これらのトークンの新しいユーティリティ・ケースを開発しています。
将来的には、3つのトークンそれぞれを使って、ゲーム内のショップで買い物をすることができるようになる予定です。
勝利したら、報酬になるのは$LUDIOというトークンです。他のトークンは、補助トークンと考えていいですね。
—-その$CARBZと$JIGAWATTSのトークンについて、もう少し詳しく話してもらえますか?これらのトークンは何に使えますか?
Alexさん : $CARBZと$JIGAWATTSは工作機械の充電と修理のために使います。過去には無限に工作できましたが、現在では、トークンエコノミーの持続可能な基盤を維持するために有限にしています。
なぜなら、一時的にでも無限にすると、トークンの価値がゼロになってしまうからです。しかし、この2つのトークンの主な使い道は、シティズンのエネルギーを充電したり、機械を修理したりすることです。
報酬を獲得するとき、エネルギーが消費されます。
$LUDIOの使い道はもっと大きいです。シティズンの身分証明の変更から、ショップでの買い物に至るまでです。
その上に、タクティカルブースターというものがあります。例えば、Candy Fiestaでターンが足りなくなったとき、5回分のターンを追加で購入して、自分のスコアを上げるられます。しかし、先ほど申し上げたように、私たちは様々な機能を新しく開発しています。より多くの使い方を増やしたのです。
—-勝てば報われるとのことですが、勝つとはどういうことでしょうか?また、ゲームモードについてもお聞きしたいです。
Alexさん : 2つのモードがあります。1つは、プレイするのにシティズン権を必要としないので、私たちはフリーと呼んでいます。平等なゲームです。例えばRug Poolでは、自分と同じレベルの人とマッチングします。ここが重要です。勝者には5または10の$LUDIOが与えられます。ゲームの時間によって報酬が変わります。例えば、タワーディフェンスゲームがありますが、平均プレイ時間は20分間です。そのため、そのゲームに勝つと報酬が大きくなるのです。
また、Frendos(フレンド)という新しいソーシャル機能を開発しました。これは、友達に挑戦し、一定額の$WAXを賭けます。
例えば、ビリヤードの勝負に誘ったら、参加費10の$WAXを入れます。そして、勝った人がすべてを手に入れる。
これはチャレンジモードになります。
—-私の理解では、Candy Fiestaには、対人戦モードしかないのですか?
Alexさん : 実際には、同じレベルの人とマッチングされるフリーティアモードしかありません。5つのゲームすべてに、この友達とのチャレンジ機能が入っているか、あるいは導入する予定です。
—-Candy Fiestaにはシングルプレイはシングルプレイは無いと言う事ですね。
Alexさん : そうです。すべてはプレイヤー対プレイヤーの対戦型です。
—-BURNシステムはありますか?
Alexさん : 実はJIGAWASWAPと呼ばれるシステムがあります。トークンを賭けて、他のプレイヤーとミニゲームでプレイし、そのゲームに勝つと他のプレイヤーのトークンを受け取ります。この場合でも少しはBURNします。
でも現在、他のBURNの仕組みを考えて開発しています。また、例えば、ショップでアイテムを購入すると、$LUDIOがBURNします。これもまた、価格をより安定させます。
マーケティングとグローバル進出について
—-チームの予算はどうなっていますか?たとえば、マーケティングにはいくらくらいかけますか?
Alexさん : 特定の割合の予算を割いているわけではありません。新しい機能や新しいゲームをリリースすると、マーケティング部のための予算が増えたりします。そして、開発部は、新しいゲームを開発するために、より多くの予算が必要です。基本的に、NFT市場などの状況に応じて予算とTreasuryを積極的に調整しています。
—-将来の目標についても聞かせてください?今年以降の計画は?
Alexさん : やはり、私たちの主な目標は新しいプレーヤー招くことです。また、他のプロジェクトとの組み合わせることを実現することも大きな目標です。これは非常に興味深いことです。例えば、カジュアルゲームの分野を占めれば、他の分野のプロジェクトと組んだら、様々な分野に関われるようになると考えています。
しかし現状では、私たちの主な目標は、もっともっとゲームを開発し、大きなポートフォリオを持つことで、プレイヤーが私たちのサービスで、本当に自分の家のように感じられるようにすることです。
—-プレイヤーがキャラクターや買うこととショップでものを買う以外に、プロジェクトはどのような方法で利益を得ていますか?
Alexさん : ユーザーが土地を購入することができる土地販売システムを展開しています。前回の土地販売では、Rug Poll Hall(会場)を販売しました。さまざまなホールを購入できます。そのホールのレア度によって、プレイヤーがボールをポケットに入れると、$LUDIOを獲得します。
そのほかにも、ショップでは毎週月曜日にセールを行っています。毎週、新しいアイテムをリリースしたり、新しいチャレンジや機能を導入することで、少しはWAXが得られると考えています。
私たちのショップでは、土地の売上、毎週のセール、そしてチャレンジが主な収入源となっています。また、私たちにとってはどうやって利益を得るかの勉強にもなります。
—-お金を手に入れる方法が様々ですね。新しいプレイヤーが参加することなくなっても、時間が経っても潰れることはないように感じられます!
Alexさん : 私たちのプラットフォームの構築が、他のプロジェクトよりも持続可能性が高めです。なぜなら、私たちのゲーム性とエコシステムは、持続可能で長く続くように作られているので、新しいプレイヤーが参加することに基づくだけでなく、安定したプレイヤー数で生き残ることができるのですから。
—-それは本当に素晴らしいことだと思います!国際的なマーケティングに対する目標は何ですか?特にアジアと日本に関しては、何か計画があるのでしょうか?
Alexさん : アジアは非常に大きな市場であり、私たちもそれを認識しています。今、そのような大きな市場にアピールするゲームよりも、より多くの機能をリリースすることを計画しています。
大きな影響力を持っているトルコのインフルエンサーと繋がっています。また、フィリピンは素晴らしい市場です。彼らは暗号に対して重要で大きな存在であり、私たちのプラットフォームを国際的にするために努力していますが、アジア市場ではまだ知名度上げる必要があります。フィリピンとトルコからしましたが、日本や中国にも広げたいと思っています。
—-他の言語でゲームをリリースする予定はありますか?
Alexさん : 翻訳の計画をたてられるような開発の段階までに益々進んできましたのでこの先に翻訳をすると思います。
—-現在不足しているものはありますか?プロジェクトをより成功させるために必要なものは何だと思いますか?もっと大きなチームが必要でしょうか?
Alexさん : 24時間365日連絡しやすいこの小さなチームがとても心地よいのですが、おそらくもっと広告が必要でしょう。でも、私たちは自然な広告を求めています。私たちのゲームを本当に楽しんでくれるインフルエンサーが欲しいです。
現在、さまざまなインフルエンサーのグループやコミュニティと繋がっています。特定なインフルエンサーよりも、多くのプレイヤーが入っている大きなコミュニティと中心に連携しています。なぜなら、こういったコミュニティには多様なプレイヤーが存在し、それが私たちの目標であり、目指しているところだからです。
CLASH DOMEに賭けた思い
—-Alexさん自身のマーケティングに関する個人的な目標は何ですか?
Alexさん : 私が入社したときの主な目標は、NFTが分からないプレイヤーとNFTが分かるプレイヤーの間にある知識ギャップをなくすことです。また、プレイヤーとのコミュニケーションの取り方についても、これまでとは違った工夫をしています。より個人の判断でゲームに深く入り込んでもらえるようにしたいのです。
より深く入るか、表面に留まるか、ユーザーが選択できると感じられるようなコミュニケーションに取り組んでいます。
—-表面に留まる、あるいは深く入り込むというのはどういう意味ですか?
Alexさん : 私たちは、NFTゲームをビーチのようなものだと考えています。子供たちと一緒に砂浜で遊ぶことも、深く潜って探索したり、ダイビングをしたりすることもできるのです。ゲームとの関わり方をユーザー自身が決定できるように持っていくことが重要だと考えています。
これは、異なるユーザーのタイプを招くのにも役立ちます。バス停で待つ間にCandy Fiestaをプレイするだけのカジュアルなゲーマーから、ゲームでの儲ける機会を探している投資家まで。
このような対応度が高い環境だからこそ、選択肢を持つことができます。これが私たちの主な目標であり、コミュニケーションにおける私の個人的な主な目標そのものです。
—-つまり、プレイヤーが気軽にプレイしたいのか、それとも時間をかけてプレイして、給料を稼ぎたいのか、選択が可能ですね。
Alexさん : その通りです!ClashDomeでは、あらゆるプレイヤーを歓迎しています。カジュアルなプレイヤーから、タワーディフェンスで何時間もつぶして、1日10時間プレイしたいプロプレイヤーまでです。
—-このアプローチで、プロジェクトは非常に自然に成長していくと感じています。大金を稼ぎたいNFTプレイヤーたちだけに人気があるのではなく、ゲームを楽しみたい一般のプレイヤーたちにも人気が出るそうでうね。
—-楽しい時間をありがとうございました、とても有意義な会話だったと感じています。
Alexさん : 本当に素晴らしい会話でした!ありがとうございます!