※使用している画像は全て公式サイトからの引用、または筆者が撮影したものです。
第3回ブロックチェーンEXPOの概要
日程 | 2022年10月26日(水)~28日(金) 10:00~18:00 ※最終日は17:00終了 |
入場料 | 5000円 (事前申し込みで無料) |
会場 | 幕張メッセ 千葉県千葉市美浜区中瀬2-1 |
主催 | RX Japan株式会社 |
秋晴れのなか第3回ブロックチェーンEXPO【秋】が10月26日(水)〜29日(金)の3日間にわたって開催されました。並行してXRやメタバースなどブロックチェーンと関連の深い分野の総合展も同じ会場内で行われ、各業界の動向を知るには最適な展示会となっています。
また今回は「Web3&NFTワールド」エリアが設けられ、トレンドをしっかり押さえています。出店者には誰もが知る大企業からベンチャー、自治体から大学など幅広く、ブロックチェーンそしてメタバースへの注目度の高さが窺えました。
来場者数もちょうど1年前の第2回開催時には計16,428人。今年の5月開催時には計22,485人が訪れており、まさに右肩上がりとなっています。
ブロックチェーンEXPOと「Web3&NFTワールド」
「Web3&NFTワールド」は前回開催で初めて設けられた「NFTワールド」を拡充したスペース。今回はWeb3領域の分野も追加され、NFT関連技術やマーケットプレイスが出展しています。こちらだけでも紹介しきれないくらい多くの出展者がいらっしゃいました。そのなかでも特徴的だったブースをご紹介します。
渋谷区にNFT展示会場を持ち、数々のNFTリアルイベントに協力してきたNOX galleryのブースは多くの人で賑わっていました。来年はより多くのイベント会場を彩ってくれることでしょう。
Play To Earn関連の情報発信で広く知られることとなったGuildQBは今回が2度目の出展。ゲストを招いて会場から実況中継し、参加者には視聴証明のNFTが送付されるという特典も。会場に足を運べない方も一体感を得られる試みですね。
Live To Earnを掲げるWeb3ライブコマース企業、LIVER HOUSEも会場から配信を行なっていました。LIVER HOUSEの独自アプリにはウォレット機能が組み込まれており、ライバーは報酬をトークンで得ることができます。NFTはもちろん、Web3関連のプロダクトは画面の中で完結してしまうため展示会場などでは魅力が伝わりにくくなってしまいますが、実演販売のように会場から配信することでアプリの魅力をうまく伝えていました。
ブロックチェーンEXPOと「Web3&NFTワールド」のまとめ
10月26日(水)~28日(金)の3日間で開催されたブロックチェーンEXPO。同じ会場内にはXRやメタバース分野のブースがあり、ヘッドセットで仮想空間を体験できるブースには行列も。XRはリアルタイムで映像にグラフィックが加わるなど、最新技術を体験できました。
「Web3&NFTワールド」はまだ規模としては小さいもののブースの混雑はポテンシャルの高さを物語っていました。国内ではNFTを事業化していくにはまだ多数のハードルがありますが、そのなかでも美術品の真贋判定をNFTで行うなど、堅実なサービスも増えています。
Web3とNFT、このどちらも浸透するには時間がかかりますが、実需が伴うにつれ少しずつ普及していくことでしょう。次回のブロックチェーンEXPOは来年春の開催予定です。