※使用している画像は全て公式サイトからの引用、または筆者が撮影したものです。
「INTERNATIONAL SHIBUYA TOKYO NFT FESTIVAL零」とは
INTERNATIONAL SHIBUYA TOKYO NFT FESTIVAL零はSOCIAL INNOVATION WEEK SHIBUYA 2022(SIW 2022)の一環として開催されたイベント。SIW 2022は「渋谷アイデア会議」とも呼ばれ、6日間の開催日程の中で、社会をより良い方向へ導くアイデアを生み出す週間です。
NFTプロジェクト、¥u-Gi-¥n/遊戯苑を手がける株式会社UNITY ZEROは渋谷区を巻き込む形で今回のイベントを主催。世界のNFTプロジェクトに浸透している東京カルチャーを逆輸入するべくフェスティバルの開催を目指しています。参加プロジェクトもアニメや漫画の影響を色濃く感じさせるラインナップとなっています。
また、展示だけにとどまらずNFT配布サービスCallbackの協力を得て会場でスマートフォンをかざしてNFTを入手する体験ができます。メイン会場となった渋谷PARCOの様子とNFT配布については次の項目で詳しく解説していきます。
イベントの概要
スケジュール | 2022年11月8日〜13日(SIW期間中) |
会場 | 渋谷PARCO 、渋谷ストリーム、渋谷ヒカリエ、渋谷キャスト、渋谷フクラス、北谷公園、SUPER DOMMUNE(配信のみ) |
主催 | 株式会社UNITY ZERO |
主な参加プロジェクト | ¥u-Gi-¥n/遊戯苑、Azuki、GENE_SIS、Isekai Meta etc. |
渋谷PARCOの展示スペースとNFT配布
SIW 2022のメイン会場でもある渋谷PARCOの9FにはGENE_SISやAZUKIのパネルが。東京の夜景と合わせて楽しめますね。同フロアにはモバイルバッテリー貸出サービスのChargeSPOT端末が置かれており、その上部にはNFTを入手するためのCallbackのNFCタグが用意されていました。
ChargeSPOTにNFTタグが!
NFCタグにスマートフォンをかざすと自動的にCallbackが起動。metamaskなど既存のウォレットへの接続か、アプリ内で新たにウォレットを作成するかを選択します。Callbackのアプリをダウンロードしていなくても下の画像のような表示が立ち上がるという新鮮な体験でした。
その後、進んでいくとランダムで4種類のNFTが入手できるようになっています。Callbackのアプリ上からOpenSeaにもアクセスできるため、初めてNFTを触った方もスムーズにマーケットを訪れることができます。NFCタグへタッチ後の起動の速さ、NFTそのものやシードフレーズについてのわかりやすい解説など、CallbackのUIは洗練されていました。
NFCでNFTがもらえるCallbackって?
CallbackとはNFC(Near field communication)、近距離無線通信でNFTを付与できるサービス。これまでも同様のサービスはありましたが、Callbackはそのスムーズさとデザインが特に優れている印象です。今後、国内のリアルイベントで目にする機会も増えてくるのではないでしょうか。
DOMMUNEからトークショーの配信も!
渋谷PARCOの9Fに位置するSUPER DOMMUNEからはトークショーの配信も行われました。テーマは「web3の世界で席巻するTOKYO CULTUREと渋谷が持つ魅力と可能性について」ということで、渋谷未来デザイン理事の長田氏を司会にNFT、Web3に精通する面々が現在のシーン、そして今後の趨勢について語り合いました。
会場 | 渋谷PARCO 9F「SUPER DOMMUNE」 |
日時 | 2022年11月11日 21:00~23:00 |
出演 | 宇川直宏(DOMMUNE|現”在”美術家) 工場長(NFT ART TOKYO代表) 田面木宏尚(NFT ART TOKYO/Stoned Pixel Human) Rock No.6(遊戯苑Founder) Dylan Westover (Callback Co-Founder/COO) |
司会 | 長田新子(渋谷未来デザイン理事) |
配信の詳細 | 「web3の世界で席巻するTOKYO CULTUREと渋谷が持つ魅力と可能性について」 |
「INTERNATIONAL SHIBUYA TOKYO NFT FESTIVAL零」の今後の展開について
タッチでNFTが手に入るCallbackなど、新しいサービスを盛り込んだ体験型の展示会となった「INTERNATIONAL SHIBUYA TOKYO NFT FESTIVAL零」。今回はプレイベントとしての開催でタイトルにも「零」の文字が入っています。
現在は、来年にINTERNATIONAL SHIBUYA TOKYO NFT FESTIVALを開催するべく準備中とのこと。運営からは東京、渋谷をWeb3経済圏の中心地にしていく、という力強いメッセージが発信されています。今後の展開に期待が高まりますね。